出遅れた小榑佑弥が巻き返す ~京王閣競輪場~

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小榑佑弥
師匠にもらったジャージをまとい活躍を誓う
今開催は師匠の加瀬加奈子と参戦

 8月17日(水)から京王閣競輪場で『トヨダビールカップ&スポニチ杯』が始まる。チャレンジには今期デビューの新人が4人登場。
 
 小榑佑弥(新潟・121期)はルーキーシリーズで初日に落車し途中欠場。そのまま7月青森での本格デビューを迎え、勝ち上がりこそ逃すも最終日には初勝利を挙げてここからというときに体調を崩し、今回は1か月以上空いてのレースに。
 「同期のなかには優勝どころか特別昇班している人もいて、自分は全然レースを走れていないので焦りがないわけではなかった。それでも体調を崩して体重が7~8キロも落ちてしまったのを戻すところからで今は8割くらい戻りました。普通に練習もしっかりできて、万全でレースに臨めます」
 レース経験の少なさに不安をみせる小榑だが、今開催は誰よりも頼れる師匠・加瀬加奈子とのあっせんなのは心強いだろう。
 「師匠は普段からいろいろと気にかけてくれて。(検車場入りしてからも)顔も広いし、いろんな人へのあいさつ回りさせてもらって。あやふやにならないようにしっかり覚えないと(笑)。そうやって緊張感をほぐしてくれるし、レース後にはアドバイスとかももらえると思う。一走ずつ成長していければ」

 競走スタイルについては「脚質は地脚です。ダッシュ力を付けるのが課題で、持ち味を出せるようにとりあえず先頭に立ってからですね」と持ち味を生かすべく積極的なレースでアピールする。

角田祐馬記者

2022年8月16日 17時00分

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