準決も強敵撃破し連勝狙う

　11月19日に松戸競輪場でFIシリーズ『ＫＥＩＲＩＮフェスティバル』の初日が開催された。9RにはS級の予選が行われて、今売り出し中の若手・谷内健太（京都・125期）が登場。レースは前受けから進めて、残り2周半からの突っ張り先行を敢行。番手の松田治之のサポートこそあったものの、積極策で別線完封劇を披露し逃げ切りで好スタートを決めた。

　「前を取れたら突っ張ろうと思っていた。自分のレースはできたけど、あまりカカってはいなかった。もうちょっとうまく走らないと。（松戸は初参戦となるが）33バンクが続いているし、何とか着にも残れました。でも（後ろで仕事をしてもらっているのは）わかったし、それをさせないぐらいにならないと。まだまだ課題しかないです。特に挙げると、突っ張りしかしていないので、押さえ先行とか違う戦法もやっていかないと。脚を使って出切ってからの先行の仕方とかも課題ですね」

　準決は8Rに登場予定。シード組の新山将史、徳永哲人、川口公太朗など格上が多く揃った一戦となるが、ポテンシャルの高さを考えれば、再度の逃走劇を披露し連勝で決勝進出を果たすシーンも十分だ。

• 選手詳細データ

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  谷内健太 選手京都・125期