谷内健太が今度こそ特進へ ~川崎競輪~

3度目の挑戦
川崎競輪F1は、8月28日(木)に初日が行われた。前半のA級1、2班戦4レースには、特班シリーズに挑む谷内健太(京都・125期)が登場。逃げ切りで幸先いいスタートを切った。
初日は、地元の成田健児を番手に付けての競走。二分戦で、赤板は一旦突っ張られる展開になったが、打鐘手前からすぐさま巻き返して主導権を握ると、そのまま逃げ切り勝ち。7連勝目をラインワンツースリーで決めて、シリーズのスタートを最高のものとした。
「ある程度後ろ攻めになることも考えていたし、落ち着いていました。相手もそこまで早いペースじゃなかったんで、自分のタイミングでいけましたね。バックが向かい風だったんですけど、そこで踏み直せた感じもあったし、川崎は4コーナーからの直線が長いんですけど、押し切れたので良かった。(初日は)先行でっていうのを意識していたので、逃げ切りで良かったです」
S級クラスの脚力を有しながら、これまで何度も特進に失敗してきた。今回こそはの気持ちは強い。
「9連勝には2回失敗しています。いっつも緊張しちゃうんですよね。今回も緊張はすると思うんですけど、成長した姿を見せたいです」
3度目の正直を達成するべく、準決勝5レースも集中力を切らさない。
2025年8月28日 17時52分
-
選手詳細データ
-
谷内健太 選手京都・125期