第68回オールスター競輪「決勝」コメント ~函館競輪場~

近畿勢は脇本雄太が先頭で寺崎浩平-古性優作-南修二の並び
第68回オールスター競輪は17日に決勝戦が行われる。ファン投票1位で昨年覇者の古性優作は、前回の落車で右肩鎖関節を脱臼。腱が3本切れ、手術後の満身創痍の中でも責任感から出場を決め、ファンの声援を力に変えて決勝に進出した。
【並び】
⑨脇本雄太-⑦寺崎浩平-①古性優作-④南修二
②太田海也-⑧岩津裕介
③吉田拓矢-⑥佐藤礼文
⑤松本貴治
【コメント】
①古性優作「福井へ。本当にラインのおかげですね。自分は痛みがずっと同じ感じで力が入らない。練習が全然、できてなかったんで、脚とかも病み上がりみたいな感じです。レースの強度に、体が耐えられていない。疲労度もいつもより格段にある。それでもなんとか人気に応えたくて、今日(4走目)は寺崎君に連れていってもらった。寺崎君のおかげです」
②太田海也「自力。脇本さんの後ろからレースをしたのが初めてで脇本さんの強さを実感しました。憧れの存在です。ここまでこれたことは良かったですし、タイトルを狙っていけるように。(近畿は自力で並ぶが)いつかは倒さないといけないですから」
③吉田拓矢「自力。体はいいけど、自転車がもうちょっと欲しいので、微調整をしたい。(ダービー以来のG1優勝は)練習仲間の佐藤さんと決勝に乗れると思わなかったので楽しみたい」
④南修二「近畿4番手。持って行くのは普通のことなので、脚力が足りなかったです。状態はいいと思います。普通にリラックスし手走りたい」
⑤松本貴治「一人で。感触は良かった。連日、バンクが重かったけど、今日(4走目)の最終レースは、すごく軽く感じた。(今回が2度目のG1優出で、前回もオールスターだった。オールスターと相性がいいのは)そうだったらいいんですけど」
⑥佐藤礼文「まさか、ここまでこられるとは。(状態は)1走目はあんまりでしたけど、この結果で悪いというとバチが当たるので最高です。(決勝は)拓矢の後ろならチャンスがありますよね。得た位置からラインに貢献して直線で踏めれば」
⑦寺崎浩平「サドルを修正して昨日よりはいいかなと。決勝は脇本さんのハコを回らせてもらいます。今回は番手になりますけど、そこからタイトルを目指して走ります」
⑧岩津裕介「太田君と決勝で連係できるのはうれしい。オールスターで優勝したのは昔のこと。今のメンバーで力関係が変わってどう自分のレースができるか。残り1走、太田君と力を合わせていいレースをしたい」
⑨脇本雄太「前で自力。(準決は逃げて好タイムだったが)すんなリの展開だったので、自分のなかでは参考にするところではないのかなって。ラインで勝ち上がれたことに価値があると思います。(準決勝で長い距離を踏んだため体に)ダメージはあります。寺崎には今年だけでも2つも獲らせてもらっていますし、今回は僕が前で」
2025年8月16日 21時58分
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選手詳細データ
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古性優作 選手大阪・100期