準決勝へ進む21人が決定!! ~函館競輪場~

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森山智徳
勝ち上がりを知り、嬉しくて前のめりに
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吉本哲郎
準決は単騎戦だが軽視不可
6ポイントの選手も3人が準決勝へ

 函館競輪場で行われているナイター開催の「ミリオンナイトカップ(GIII)」は、8月8日に2日目を迎えた。2日間の予選を終えて、ポイント最上位は初日特選と予選2を制した野口裕史。地元地区の新鋭・小原佑太も無傷で準決勝へコマを決めた。

 今シリーズはオールスター組が不在で、力が拮抗している開催ということもあり、予選のポイント争いはこれまで以上に熾烈となった。7月の4つの記念開催を終えた時点で、6ポイントで準決勝へ進んだのは小松島記念の山田庸平と福井記念の高橋和也の2人だった。しかし、今回は予選2で勝負駆けに成功した選手も多く、ポイントを分け合ったことで、6ポイントの選手9人中、3人が予選を突破した。

 森山智徳は6ポイントで並んだ9人の内、競走得点が一番高かったことが功を奏した。
 「ゴール前に(中村)圭志さんに差されてダメかと思っていました。記念では二次予選Aに上がれても勝ち上がれてなかったから、GIIIの準決勝は今回が初めてです。準決勝は楽しみながら走りたい」

 初日6着に敗れていた吉本哲郎も、2日目の7レースで2着に入ったことで記者から勝ち上がれる可能性があることを聞き、「1着じゃないとダメだと思っていた。このあとのレースもポイントを計算しながら観ます」と上機嫌に。「もし、勝ち上がれなかったら泣きますよ(笑)」と話していたが、20番目で準決勝に滑り込み笑顔を見せた。

 両者ともに近況は好調で、運も味方しているだけに、準決勝でも一発があるかも…。

岡崎優美記者

2020年8月8日 23時32分

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