若武者2名が躍動!! ~千葉競輪開設71周年記念~

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上田尭弥
今開催はまくり、先行で見せ場たっぷり
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染谷幸喜
まさかの逃げ切りに1着ポーズ
記念初決勝を狙う両者

 千葉競輪開設71周年記念「滝澤正光杯」in松戸は2日目が終了した。短走路を味方につけて、好調な若手2名が初の記念決勝進出を目指して激走する。

 上田尭弥(熊本・113期)は、初日に豪快なまくりで白星スタート。2日目は果敢に先行して別線を寄せ付けず、同県の中本匠栄(熊本・97期)とワンツーを決めた。「出切った時にはペースが上がっていたので、そのペースを維持して残り1周から全力で踏んでいきました。最近は先行で勝てているので、自分の力を信じて出し切ろうと思っていました」。準決勝は渡邉一成(福島・88期)が強敵だが「一成さんには何回もやられているのでそろそろ勝ちたい。準決勝は4着が最高なので、頑張って勝ち上がりたいです」と気合がパンパンだ。
 地元の染谷幸喜(千葉・111期)は12Rで和田健太郎(千葉・87期)からまさかの逃げ切り勝ちで連勝。「和田さんが後ろだったので、抜かれないはずはないと思っていた。良い勉強になりましたね。連勝できるとは思っていなかったから調子は良いです」と大金星に笑顔が弾ける。
 上田は「合志正臣(熊本・81期)さんにセッティングを見てもらってから成績が良くなった」。染谷は「前回から使っているフレームが良い」と両者共に自転車と体が噛み合っていることが好調の裏付けだ。
 冬場の重バンクも両者の脚質にマッチしているようで、準決勝も目が離せない。

 なお、染谷が出走する10Rは15時20分発走予定。上田が出走する11Rは15時55分の発走予定。エンジョイサイトでの投票締め切り時刻は発走の5分前となっております。 

熊谷洋祐記者

2020年12月11日 19時03分

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