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2021年2月20日 20時28分

強力関東勢に挑む南関コンビ ~西武園ミッドナイト~

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小林稜武
落車禍を乗り越え再進撃だ
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湯浅大輔
新人とも互角以上に渡り合う

 2月22日から行われる西武園ミッドナイトは、地元の岸澤賢太に、石川裕二、宗景祐樹とS級実績豊富な実力派をそろえた関東勢が圧倒的陣容だ。本命の岸澤はデビュー直後の07年後期以来のA級となったが、昨年も11勝をマークしていたように脚は落ちていない。直近の2月前橋では初日特選を4着と初めて勝ち上がりで確定板を外したが、準決、決勝を12着。A級のレースもつかんで順当に力を発揮している。荒木貴大が勝ち上がってくれば目標にもしようし、自力基本に何でも出来る強みを発揮して今期初Vを地元で決める。石川裕二も15年前期以来のA級戦。同じく優勝にはまだ手が届いていないが、2月松山ミッドナイトの初日特選では古屋琢のまくりを差して勝っている。岸澤との連係が叶うようならチャンスだ。
 1月松戸ミッドナイトを制するなど好調な眞原健一にとっては小林稜武の存在が頼り。その松戸の決勝も小林が南関ラインの先導役を務めていた。力を付けて決勝の常連と化しつつある小林を目標にできればここも力が入る。
 日当泰之、小泉俊也、坂本毅、赤塚悠人と北勢も選手はそろっている。飛び抜けた存在は見当たらないが、一発あっていい陣容だ。

 関東勢優位な中、小林が波乱を呼ぶ。19年2月に特班でチャレンジを卒業し、直後には1・2班初Vも達成した小林だが、落車が続いてその後は伸び悩んだ。昨年は10月まで全く決勝にも乗れなかったが、11月取手で優参してからは“脚も自身も戻ってきた”と再び軌道に乗り始めた。長身から繰り出すスピードある自力攻撃が身上。前回の2月松戸では初めて番手を回ってVを狙ったが、ヨコの捌きができない弱点が出て抜け出しが遅れて準Vという結果だった。その悔しさもここで晴らす。早めから主導権を争ってきそうなメンバーが少ない開催なら、眞原の援護も受けて本線を黙らせることも。

 チャレンジは、道場晃規、秋本耀太郎に、藤田周磨、戸邉捺希の地元コンビの117期勢対決が軸も、先輩期にも湯浅大輔、菅田謙仁と優勝を狙える機動型がいて波乱の要素もありそう。本命は道場だが、その番手で恵まれることもありそうな湯浅に注目してみたい。怪我の影響もあって19年後期にA級1班から一気に降格して以来チャレンジ暮らしが続いているが、ここにきて完全に復活ムード。予般戦の1勝級から前期には決勝の常連に定着し、1月取手、直近の2月豊橋ミッドナイトでは優勝している。いずれも117期税を相手にしてのVで、豊橋の決勝は内藤久、安藤直を中団まくりで下しているのだから力は疑う余地がない。先行、まくりの自力勝負を基本に、ヨコの捌きもしっかりしたオールラウンダー。本人も好調を実感しており、南関同士の道場晃の番手スンナリなら差し切り逆転も十分だ。

権田浩一 記者

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