【決勝並び速報】第5回ウィナーズカップ ~松阪競輪場~

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郡司浩平
全日本選抜に続いてビッグ連続Vを狙う
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児玉碧衣
絶対女王が今年一発目のガルコレVを狙う
決勝は地区で分かれて超細切れ戦

 3月25日(木)から松阪競輪場を舞台に熱い戦いが繰り広げられている『第5回ウィナーズカップ』は28日(日)に決勝戦を迎える。昨年度覇者である松浦悠士(広島・98期)や全日本選抜競輪を制した郡司浩平(神奈川・99期)ら実力者が顔をそろえた。注目の並びは以下の通り。

 ②松浦悠士-⑨清水裕友
 ⑦深谷知広-③郡司浩平
 ④古性優作-⑧稲川翔
 ⑥高橋晋也-⑤守澤太志 
 ①山田英明は単騎戦となった。  

 中国ゴールデンコンビの並びは準決勝で連係した時点である程度は決まっていた様子。番手を回る清水裕友は「準決勝で松浦さんの後ろに付かせて貰っている時点で決勝に乗ったらそうと話していました。松浦さんには、全日本とサマーを獲らせて貰っている。欲を出さずに結果を出せたら」と冷静に優勝を狙っている。
 深谷と郡司は準決勝や、全日本選抜の決勝など、過去の連係では、すべて深谷が前回り。深谷は「郡司が前って話もあったが、自分が後ろを回る技量もないし、立場でもない。わがままを言わせて貰ってに前になりました」と経緯を説明。郡司は全日本選抜で深谷を目標に、番手まくりで勝っているだけに、「気持ちは前を走りたいと思っていましたけど」と前を回りたい思いは強かったようだ。
 
 深谷と郡司の輪界最強連係ともいえるコンビに、中国のゴールデンコンビ、昨年2着-3着の北日本勢、阿吽の呼吸で臨む大阪勢など、〝名コンビ〟と言われる各ラインの対決に、単騎の山田英明と、見所満載の決勝戦になった。

 また、9レースには今年一発目のガールズケイリンコレクションが行われる。ここでは、ガールズグランプリで3連覇の偉業を達成した児玉碧衣が中心になる。「ここに来る前に真備さんと戦って良い経験ができた。別府は完全Vだったし楽しみです。自己ベストのタイムは出せていないが、調子の良いタイムは出てる」。今年もガールズビッグ戦線に臨む女王に死角はなさそうだ。

小山裕哉記者

2021年3月27日 17時30分

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