ベストナインが決定 ~福井競輪場~

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郡司浩平
S班としての貫禄を見せつける
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森田優弥
東日本ラインの先頭で力を出し切る
完全優勝を狙う郡司浩平は番手戦

 福井競輪開設71周年記念「不死鳥杯」は7月10日に3日目が行われた。準決勝3個レースが争われ、決勝メンバーが決定した。注目の並びは以下の通り。

①古性優作-④三谷竜生-⑨松岡健介-⑥村田雅一

⑤森田優弥-③郡司浩平-⑧齋藤登志信

⑦山口拳矢-②岩津裕介

 郡司浩平(神奈川・99期)はシリーズ3連勝で完全優勝に王手をかけた。決勝はサプライズで関東のホープ、森田優弥(埼玉・113期)の番手を選択した。
 「他地区の選手に付けるのは初めてだと思います。森田のほうから声をかけてくれて、熱い気持ちが伝わりました。その気持ちを汲み取って番手を回ることに決めました。付いてほしいって思われる選手になったのはうれしいですね。力はあるので、いつも通りのレースをしてくれればいい。ラインとして精いっぱいサポートできればと思っています」

 森田優弥はS班の郡司に前を任されたことで、いつも以上に気持ちが入っている。
 「やっぱり先行主体に走るにはラインがあったほうがいいですからね。自分から郡司さんにお願いしました。S班の郡司さんに任せてもらえるのは光栄です。しっかり自分のレースで出し切ってアピールしたいと思います」

 東日本で齋藤登志信(宮城・80期)が3番手を固めてラインは3車。強豪相手に森田がしっかり主導権を取れば、郡司に絶好展開が訪れそうだ。

笠原裕明記者

2021年7月10日 19時32分

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