競輪祭ファイナリストの渡邉一成が主役 ~立川競輪場~

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渡邉一成
300勝の節目勝利を目前に静かに燃える
好目標を得て節目勝利が見える

 29日(月)から立川競輪場にてF1シリーズが開幕する。今シリーズは豪華メンバーが集結してS級の初日特選は競輪祭組が中心。中でも注目が集まるのは決勝まで勝ち上がった渡邉一成(福島・88期)だろう。

 競輪祭の決勝戦は新山響平が主導権を握って4角で絶好のハコ展開だったが新山を抜けず、大外をまくった吉田拓矢が突き抜けた。
 「新山君が強かった。そして自分のできることの少なさを痛感しました…。自分は流れが良かっただけで決勝に乗れちゃった感覚。あらためて流れは大切だなとは思いましたね」と振り返った。
 
 初日特選は競輪祭でも連係した高橋晋也を先頭に、成田和也が3番手を固める布陣。別線には松井宏佑や木暮安由と強敵がそろうが、ライン3車の高橋が迷わず主導権を取るはずで、渡邉は前の状態を確認しながらタテに踏み込んで節目の300勝達成を狙う。

永岡孝史記者

2021年11月28日 16時25分

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