準決勝は初連係の櫻井祐太郎に託して決勝進出を狙う

　11月19日から大宮競輪場でKEIRINフェスティバルが開催されている。初日特選に出走した渡邉一成（福島・88期）は4着スタートも、長走路で果敢に風を切ってラインの勝利に貢献した。

　レースを終えた渡邉は「先行一車だったのでもっとペースで踏んだり、カマせば良かったんですけど地元が付いてくれていたし小さいレースはしたくなかった。ちょっと自分の力を過信しましたね」と初日を振り返る。

　近況はグレードレースどころかF1戦でも苦戦が続いており、精彩を欠いているが「しばらく練習を安定してできない時期が続いて、点数も101点まで落ちてしまった。今はようやく練習もできるようになって、フィジカル的に少しずつ戻ってきた感じですね。「渡邉一成」という名前で売れていますし、ブランド価値を戻せるように」と気持ち切らさず、ファンが待ち望む復活を誓ってくれた。

　準決勝は8レースに出走予定。初連係の櫻井祐太郎（宮城・117期）を目標に、決勝進出を狙う。　
　

• 選手詳細データ

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  渡邉一成 選手福島・88期