渡邉一成が節目の300勝を達成 ~立川競輪場~

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渡邉一成
通算300勝達成にも課題修正がまず挙がった
自力に転じて力を示した

 29日(月)から開催されている立川F1シリーズの2日目に渡邉一成(福島・88期)が300勝の節目勝利を決めた。

 レースは前を任せた小原丈一郎と朝倉智仁の同期で互いを意識しあっていた。渡邉は小原との連結を外してしまい5番手まで下げて腹をくくり、小原の番手に入った朝倉の番手まくりは進まず、その上を豪快にまくり切った。

 レースを終えた渡邉は「朝倉君に見られていたので追い上げは躊躇した。小原君はしっかり踏み切っていたので追い上げて外にへばり付いた方が良かったのかな。僕の力量不足と言えます」と番手回りが増えてきた今後の課題を噛みしめた。

 「300勝ですか?何勝しても通過点にすぎない。でも500勝は目指している。色々とメリットがあるので(笑)」と満足することはなく、これからも白星を積み重ねていく。

永岡孝史記者

2021年11月30日 18時58分

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