119期は4人が勝ち上がった

　3月11日（金）から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪は13日（日）に最終日を迎える。今開催の再注目でもあった、近藤翔馬（愛媛・119期）と佐藤竜太（愛知・119期）の特進挑戦は、準決勝で佐藤が2着となり、連勝がストップ。対する近藤はきっちりと勝ち切って8連勝を決めて特進に王手をかけた。
　特進へあと一歩の近藤は「車間を空けすぎたが、落ち着いて走れた。ただ行くタイミングがもう少し早かったら、ライン3人で決まったと思う」と開口一番に反省した。「決勝は自分を含めて同期が4人いるけど、その中で優勝を目指す。特班は狙っていますから」と堂々のV宣言だ。「初日よりもいい感じで走れたし、準決の11秒4の上がりタイムは練習でも出したことのないタイム。感触はいい」と自身の状態も最高潮なだけに狙いすました仕掛けで堂々の9連勝を達成する。

　連勝が7で止まった佐藤は近藤の連勝を止めるべく気持ちを切り替える。「仕掛けるところとか色々と考えたけど、タイミングが悪すぎた。もう少し早い仕掛けの方が良かった。結果もそうだけど、それ以上に出し切れずに終わったのが悔しい」と自身の競走に落胆。しかし、決勝のメンバーが出揃うと「2日目までは特進を止められる立場だったけど、負けたので、次は特進を止める立場になった。目の前で近藤さんに特進を決められたくないので、自分が止めます」と対抗心をむき出しにした。

　注目のチャレンジ決勝戦は8レースで23時00分発送予定。エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は発走の5分前となっております。119期の熱き戦いは必見だ。

• 選手詳細データ

• 
  近藤翔馬 選手愛媛・119期
• 
  佐藤竜太 選手愛知・119期