九州勢は7名が準決勝に進出 ~久留米競輪場~

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野田源一
勝負権ある位置を求めてシビアに立ち回り決勝を目指す
2年ぶりの決勝進出を目指してレースを読み切る

 6月26日(日)に久留米競輪場で行われた開設73周年記念『中野カップレース』のシリーズ2日目。九州勢で2次予選を突破したのは7名で、ホームバンクの野田源一(福岡・81期)もそのうちの一人。初日特選は後方からまくりを放つも4着まで。2日目は狭いコースをこじ開けて3着に入線しているが、本人の手応えは着以上に良い。2年ぶりの決勝進出を目指して得意の単騎戦で活路を見出す。
 「2日目はもうちょっと(松本秀之介と橋本優己が)やり合うのが理想でした。判断が難しかったですね。ホームで色々と確認している時に一気にペースが上がって、距離的にもいける感じじゃなかった。あの位置になったから、行くだけ行かないとと思って、内に潜らないと勝機がなかった。外はスピード的に無理でしたし。組み立て全般が秀之介に頼ってしまった。状態は8割くらい。展開が良ければいけるかな。もう一息って感じですけど、着よりも良いかなって思っています」
 準決勝11レースは積極タイプの山根将太と竹内雄作、別線となった九州地区の後輩の阿部将大が相手。決勝進出への糸口を探っている。
 「絶対に先行するのはここっていうのが読みづらいですね。阿部君は2車だからそこまでなのかなっていうのがありますけど。山根君が駆けたときに清水君が番手から出ることもできますけど、その4番手っていうのもちょっとなって。被っちゃうこともあると思うので。しっかりとレースのが流れを見極めながら決勝に乗れるように頑張りたいですね」
 まずはいいポジショニングで脚をためたいはずで初手の位置取りから注目で、最終的には地元の意地で狭いコースでもシビアに突っ込む覚悟はできている。

細川和輝記者

2022年6月26日 19時13分

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