竹内智彦が節目の400勝を達成 ~松戸競輪場~

セッティングを微調整しながらようやく節目の400勝を手に
8月26日に松戸競輪場で行われた開設75周年記念『燦燦ダイヤモンド』滝澤正光杯のシリーズ最終日5レースで竹内智彦(宮城・84期)が通算400目のメモリアル勝利を手にした。6月の別府記念3日目以来、白星が遠のいていたが、久々の勝利を挙げて胸をなでおろした。
長田龍拳が正攻法の構えから7番手まで下げると、赤板過ぎから車を外に持ち出して一気の巻き返しへ。荒木貴大が抵抗してきたが、最終ホーム手前で叩く。余裕を持って長田をリードしていた竹内がゴール寸前で抜け出した。
「(荒木の飛びつきを含めて)すべて考えていました。長田君は強いので。ダッシュもあるし地脚もあるので。出切れると思っていました。あとは池野君がきたら止めれば3人で決まると思って。でも守谷君が絡んじゃっていたみたいで。2走目から感じは良かったんですけど。3日目は展開が展開だったので。(節目達成まで)長かったですけど。いろいろとセッティングを試して感じは良くなったんで」
ここ最近は腰痛に苦しみ調子を落としていた竹内であったが、今シリーズから腰に負荷がかからないようなセッティングに調整して最終日にようやく結果に結びついた。次走は9月1日からの青森F1シリーズで、401勝目を目指して牙を研ぐ。
2025年8月26日 17時49分
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選手詳細データ
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竹内智彦 選手宮城・84期