鼻が利く坂本健太郎 ~京王閣競輪場~

「危なかったので先に避けていました」
京王閣競輪場で開催中のF1ナイターは20日、最終日を迎える。S級決勝は予想外の並びになり波乱含みの一戦になりそうだ。坂本健太郎(福岡・86期)は同県の渡邉豪大や、坂田康季-山口貴弘の佐賀勢とも連係せず単騎戦を選択。500勝にあと5勝に迫った実力者は腕の見せどころになる。
危険察知能力に長けていた。準決勝は目の前で立部楓真と阿竹智史が絡み合い落車。車間を空けていた坂本はうまく回避し大外一気でアタマまで突き抜けた。
坂本は「危なかったので先に避けていました。鼻だけは利くんです。(落車に)乗り上げたことは一度もない」と振り返り「鼻だけで(選手を)やってます」とジョークを飛ばし、報道陣を笑わせた。
1着まで伸びた差し脚は上々。「思い切り踏んで伸びるところまでと思ったら、途中で(小川真太郎を)捕らえられると思った。番組を覆す脚ではないが、調子はいいですね」と手ごたえを語った。
決勝は当初渡邉に任せる算段だったが、渡邉が同期の小川と連係することになり、自身は単騎での戦い。勝負どころのきゅう覚を研ぎ澄まし、好調な決め脚を鋭く伸ばしたい。

小野祐一記者
選手詳細データ
坂本健太郎 選手 福岡・86期
















