山口拳矢が2年ぶり3度目のケイリン制覇 ~全プロ競技大会~


俊敏な立ち回りを披露して勝負権ある位置からまくり発動
武雄競輪場で開催された「第73回全日本プロ選手権自転車競技大会」。ケイリンの決勝には、松本貴治、清水裕友、新山響平、松井宏佑、山口拳矢、阿部拓真、岩津裕介が勝ち上がってきてハイスピードバトルを繰り広げた。過去に2度同種目を制した実績のある山口拳矢が、俊敏な立ち回りを披露してライバルを一蹴。2年ぶり3度目となる優勝をつかみ取った。
レースは誘導員が退避しても動きはなく、正攻法に構えていた新山がうまくペースをコントロール。初手で4番手の位置に構えていた松本は前走する阿部との車間を空け始めると、打鐘付近から一気の巻き返しへ。初手から松本の後ろにいた岩津が立ち遅れまいと松本を追いかけていく。初手で新山の後ろにいた山口拳矢は最終ホームから岩津の後ろへとスイッチすると、最終2コーナーからまくりを発動。後方からまくってきた清水を振り切ってゴール線を駆け抜けた。
【山口 拳矢(岐阜・117期・S1)1位】
「(レースの組み立ては)あまり深く考えすぎず。枠が良かったです。たまたまですね。1位じゃないと(寛仁親王牌の理事長杯に)乗れなかったので。(理事長杯は)一人だと思うんですけど、それでも頑張ります」
【清水 裕友(山口・105期・S1)2位】
「(理事長杯の権利は1位のみで)2位も7位も変わらないので。どうせなら1着にいきたかった。2走目は(山口と)逆で抜かれそうになっているので、逆なら抜けないですよね」
【岩津 裕介(岡山・87期・S1)3位】
「全然ダメですね。自転車は悪くなかったんですけど、自分が弱いですね。また頑張ります」

細川和輝記者














