椎名俊介が特別昇班 ~函館競輪場~

快速まくりで同期らをのみ込んだ
6月16日(火)の函館輪場でF2ナイターが開催され、第10RのA級チャレンジ決勝に出場した椎名俊介(茨城・127期)が優勝。5月奈良、前橋に続いて3場所連続で完全優勝を達成し、6月17日付けでA級2班への特別昇班を決めた。
決勝戦は椎名のほか、三浦生誠(岩手)と中秀平(神奈川)の計3名の127期生が勝ち上がった。レースは赤板過ぎに先頭に立った三浦生誠に対し、最終ホームで中秀平が一気のカマシに出る。中の番手にはまった三浦は、最終バックですかさずまくり返そうとするも、中も負けじと踏みなおして応戦し、同期で壮絶なもがき合いとなる。後方の6番手に置かれていた椎名は、慌てることなく2コーナー過ぎからまくり上げると、最後の直線で前団をとらえ、離れながら椎名に続いて2着に入った櫻井宏樹(東京・98期)に3車身の差を付けて快勝した。
9連勝を懸けた決勝戦での2度の惜敗や、8連勝を懸けた準決勝で失格を喫するなど、特別昇班のチャンスを逃すことが続いていたが、次走に予定されていたレインボーカップ・チャレンジファイナルを走ることなくようやく次のステージへ歩みを進める。今回の9連勝のうち7回でラインをワンツー決着に導いており、献身的な走りが特徴の椎名。近年のグレードレースでは特にラインの結束力が必要とされているだけに、ステージが上がってもラインを連れ込む競走で重宝される存在となるだろう。将来の関東上位陣に加わってもおかしくない逸材だけに、今後の椎名の走りからも目が離せない。

飯田康太記者
選手詳細データ
椎名俊介 選手 茨城・127期


















