犬伏湧也が『アルタイル賞』を制す ~高知競輪場~


「前回(小松島記念決勝)の失敗を意識して走っていました」
7月18日に高知競輪場で第22回サマーナイトフェスティバルのシリーズ2日目が行われた。最終12レースは初日の特別選抜予選を突破した9名によって『アルタイル賞』が争われた。脇本雄太と古性優作の近畿両者が人気を集めていたが、地元の小松島記念の悔しさを胸に挑んだ犬伏湧也(119期・徳島)が強敵撃破に成功した。
レースは南関ラインの先頭を任された松井宏佑が四国勢を警戒して打鐘過ぎから主導権取りへ。後方に立ち遅れる形となってしまった石原颯であったが、以外にも冷静に打鐘過ぎに中団へと追い上げる。松井をリードしていた郡司浩平が最終2コーナー手前から反撃してきた石原に合わせて番手まくりを発動したが、石原が止まったと判断した犬伏湧也が自力に転じて前団に襲い掛かる。最後は後続を3車身も引き離してゴール線を駆け抜けた。
犬伏は小松島記念の決勝以来で石原の番手回り。まだまだ不慣れではあるが、今回は焦って車間を詰めすぎることなく、余裕を持って石原の動きに対応した。
「自分は思ったより余裕あったんで、石原の動き見ながらでした。(石原が打鐘4コーナーで)中団を取ったところはうまかったと思います。しっかり仕掛けてくれたおかげで僕が1着までいけたのかなと。(まくった)石原が止まっている感じもわかったので、(自分で)もうひとつスピードを上げていくつもりで踏み込んでいきました。思いのほか進む感じがあったのですごく良かった」
もちろん、1着を取っただけで満足するわけにはいかない。中四国地区の若手がどんどんと成長いているなかで、必然的に番手を回る回数も増えてくる。こういうレースでの経験を積みながらスキルアップを狙っている。
「ワンツー決まるのが理想ですけど、前回(石原との連係で)失敗したので。少しは対応できたと思う。これから石原とはどんどん連係が増えていくと思うんで、そこしっかり勉強していきたい。技術を上げいかないと。そこは自分の頑張るとこでもありますね」
決勝進出を賭けた勝負の準決勝は11レースで、初日にも連係した松浦悠士とタッグを組む。連日の動きを見れば、仕上がりは申し分なし。高知バンクとの相性も良好で、自慢のスピードを生かした仕掛けで別線の包囲網突破を目指す。

細川和輝記者
選手詳細データ
犬伏湧也 選手 徳島・119期
















