うまい走りを見せた中野楚樂 ~取手競輪場~

しっかりアップして万全の態勢で挑む
取手競輪場では26日にモーニング開催『¥JOY×プロスポーツ杯』の初日の競走が行われた。初日の5レースでは5番手にいた中野楚樂(宮城・129期)が打鐘前から仕掛けて逃げ切った。
中野の初手は後ろ攻め。前受けの舟山佑京が突っ張ったので、普通はそこから何度仕掛けても突っ張られるので苦しむ選手が多いが、中野は違った。
一旦外に膨れ金網近くまで上がると、打鐘前の2角から下りを使って一気の仕掛け。舟山を打鐘で叩いて逃げ切って見せた。
これには舟山も脱帽だ。「中野君がうまかった。新人ではないのではと。下り坂を使っているし見えないところでカマされました」と話すのが精一杯だった。
中野の方はどうだろう。「平面を使って走ると先輩も付きづらい。下りを使って走りました。前回の京王閣で突っ張れなかったレースがある。そこで勉強して。」と話す。冷静な対処だった。勝ったレースの中でも「踏むところ、流すところを間違えてしまった。気を引き締めて」と反省を忘れない。
中野はラインで決まる競走を心掛けている。「決勝に上がった時に付く人が多くいると僕も心強い。師匠にいいレースを見せることができるようにしたい」。
モーニング開催は初めてで「思ったより脚が動かなかった。準決勝は同期と対戦するし初日より早く起きてしっかりアップします」と対策も万全だ。
その準決勝の同期の相手は福田海響。前回の京王閣決勝で対戦し、その時は単騎の中野が駆けて福田が番手にはまって負けてしまった。しかし、今度は中野のラインは3車。勝算はあるだろう。福田を倒してリベンジを果たし決勝へ勝ち進む。

木村貴宏記者
選手詳細データ
中野楚樂 選手 宮城・129期













