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2026年10月11日 19時30分

『第35回寬仁親王牌 世界選手権記念トーナメント』強い気持ちで決勝に臨む吉田拓矢 ~弥彦競輪場~

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吉田拓矢
再び同県の後輩をリードしてG1制覇を狙う

「諸橋(愛)さんの分まで頑張ります」

 10月11日に弥彦競輪場で『第35回寬仁親王牌 世界選手権記念トーナメント』のシリーズ3日目が行われた。激戦が予想されていた準決勝10レースは吉田拓矢と深谷知広との力の決着が一番人気に推されていたが、2度目のG1出場で初めて準決勝まで勝ち上がっていた木村皆斗が先輩の吉田を背に大奮闘。打鐘で先行態勢に入った深谷知広の番手に飛び付いて佐々木眞也をさばく。内から盛り返してきた嘉永泰斗にさばかれかけて態勢を崩したが、外併走の形から力ずくで深谷をまくり切る。道中で木村との連係を外してしまっていた吉田であったが、自らまくり上げて木村とワンツー決着に成功した。

 「(木村に)あまり緊張しないように、って言ったんですけど、(木村は)『全然緊張していません』って言っていたので頼もしかったですね。連係を外しちゃったので申し訳なかった。感触が悪いですね。自転車の感じが顔見せから良くなかった。昨日(2日目)の方が良かったので修正したい。(木村は)高校の後輩で、一番期待をしている後輩なので、また一緒に頑張ります」

 吉田は特別な想いを胸に秘めてシリーズに臨んでいた。決勝進出を決めた準決勝の勝利者インタビューでファンに想いを伝えた。

 「諸橋(愛)さんの分まで頑張ります」

 先日、競走中の不慮の事故で49歳の若さで逝去された諸橋愛の想いを背負って決勝戦に臨む吉田。頼もしい後輩をサポートしながら強い気持ちで3度目のG1制覇を目指す。

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細川和輝記者

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