柏野智典が節目の200勝を達成 ~全日本選抜競輪~

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柏野智典
玄人好みの突っ込みレーサー
後輩とのワンツーが記憶に残る

 第36回全日本選抜競輪の2日目5レースで柏野智典が節目の200勝を達成した。

 レースは先行した取鳥雄吾をゴール前で差して岡山ワンツーで決着。
 柏野は「200勝は後輩を残してワンツーをできたのが良かった。100勝の時も守谷(陽介)とワンツーだったので両方とも良い思い出ですね」とメモリアル勝利を喜んだ。2003年7月11日にデビュー。デビュー戦で勝利を挙げると、そこから17年7カ月での達成となった。「特別な勝利は特にないですね。あんまり1着も取れていないですから。自分は“ない”位置からでも突っ込んで車券にからむのが持ち味だと思っています」といぶし銀レーサーらしい発言だった。
 
 全日本選抜競輪では初日に落車したが「影響がないことはないけど、映像で見るよりも大丈夫なんですよ」と状態は問題ない。残りの2日間、そして来月に行われる地元記念(玉野記念in広島)での活躍に期待したい。
 


小山裕哉記者

2021年2月21日 13時23分

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