1年の終わりに節目を飾る

　12月24日（金）に松戸競輪場で行われているF1ナイターシリーズ『With Dream Cup』の2日目、第7レースで山下渡（茨城・91期）が通算200勝の節目を飾った。

　レースは目標の末木浩二が前受けし、青板周回バック過ぎで2分戦の相手、高木翔を突っ張って先行。隊列は一本棒のまま周回が進み、最終バックを過ぎても高木は巻き返せず、山下は絶好の番手回りのチャンスを逃さず差し込み200勝目の白星をつかんだ。

　レース後、山下は「末木君サマサマ。後ろについてくれた南関の2人のおかげでもある。末木君は作戦通りに突っ張ってくれた」とラインに感謝。

　節目達成については「勝ち上がり戦で決められれば良かったけど、達成できて良かったです」と喜びを語るも満足はしていない。「今年はなかなかＧレースの舞台で戦えなかったので。またもう一度あの舞台で戦えるように、自転車とかを変えながら今はやっています」と今後の白星をＧレースで積み重ねるべく試行錯誤の最中。「1年の終わりに達成できて、来年、気持ちよく臨める。その前に最終日に201勝もできるように」と来年に向けて歩みを止めない。

• 選手詳細データ

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  山下渡 選手茨城・91期