決勝戦は森田優弥との2分戦

　5月28日から青森競輪場で開催されているF1シリーズは30日に最終日を迎える。好調を維持する酒井雄多（福島・109期）は連勝で勝ち上がり、2月の地元戦以来今期2度目の決勝進出を決めた。

　準決勝を終えた酒井は「思っていた展開と違って後方になってしまったしキツかったですね。ただ乗り越えらているし自信にはなりました。体は前回の宇都宮よりも動いているし、調子はいいと思います」と好調を実感している様子。

　決勝戦は北日本4車の先頭で、番手は大スターの山崎芳仁（福島・88期）となり「山崎さんとは一度連係していて、その時は1着を取ってもらっている。別線の森田君はG1級の自力型だし、自分はチャレンジャーの立場。先頭でしっかり主導権を取れるように」と仕掛けに迷いはない。

　S級決勝戦は12レース（20時35分）に行われる。力を付ける北日本の若武者が、強敵の森田優弥（埼玉・113期）を相手に颯爽と風を切る。

• 選手詳細データ

• 
  酒井雄多 選手福島・109期