地元の箱田優樹が決勝進出へ集中力を高める ~青森競輪場~

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箱田優樹
試行錯誤していたセッティングにようやくアタリが出た
新しいセッティングがマッチしてスピードアップ

 8月15日(月)から青森競輪場で開催されているF1ナイターシリーズの初日6レースで地元の箱田優樹(青森・98期)がシャープなまくりで白星スタート。前回の岸和田G3から気配が良化中で、昨年11月の伊東F1シリーズ以来の決勝進出へ目の色を変える。
 
 「ここ最近、セッティングは色々と試していたんですけど、前回の初日にサドルのハナを下げたら良くなりましたね。乗っている感覚はそこまで良くなくて、サドルのハナを上げた方が乗り心地はいいんですけどね。乗り心地を求めてサドルのハナを上げると成績が下がる。サドルのハナを下げると乗り心地は下がるけど成績は上向いていますね。前回の初日は11秒フラットで、今回の初日は11秒3。練習でもそこまでタイムが出る方じゃないので、セッティングを変えてから良いタイムが出ていますね。岸和田で(木村)弘とも話して参考にしました。弘は守澤(太志)さんを参考にしているみたいで。守澤さんのセッティングは追い込みより自力型の方が如実にあらわれるみたいですね」
 
 木村弘も今年に入り守澤太志の乗り方を参考にしはじめてから競走得点が大幅にアップして、今期は初のS級1班を狙える位置にいる。箱田優樹もこれをきっかけに良化する可能性は十分にありそうで、2日目以降も目が離せないだろう。勝負の2日目準決勝は10レースに登場する。同じ青森支部の竹村勇祐(秋田・96期)とは久々の連係となるが、過去には何度もワンツーを決めている。総合力高い横山尚則を封じて共に決勝進出を狙っている。
 

細川和輝記者

2022年8月15日 22時05分

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