来期は1班に返り咲く栗本尚宗 ~立川競輪場~

photo-52947
栗本尚宗
初日に逃げ切り長い距離は苦にしない
準決勝も一枚上のパワーで別線完封へ

 11月7日(月)から開催されているガールズF2シリーズは8日(火)に2日目を迎える。初日の第5レースで勝利した栗本尚宗(千葉・113期)は4車の長いラインを生かして突っ張り、地元の山本恵太郎(東京・71期)とワンツーを決めた。

 「最後は山本さんに迫られたが、ラインで決められてホッとしました。初日に長い距離を踏み切れたので、準決は距離の恐怖がなくなって楽に戦えると思いますよ」と準決勝へ自信を手に臨めそうだ。

 準決勝に向けても自力勝負を決意していたが「追い込み型にチェンジしたいと思っているところも正直ありますが、周りがそれを許してくれません(苦笑)」と、今後のことも話していたがまだまだ自力で戦う覚悟はある。来期からはA級1班へと返り咲くだけに、勝ちグセをつけて来期を迎えたいところだろう。

 相手はルーキーの高橋優斗(大分・121期)だが、まだまだ末脚に課題を残しており、組み立ても甘いところがある。迎え撃つ栗本は初日と同じくラインが4車となり、充実の援軍を背にする。自力を出し惜しみせず、力の違いを見せ付ける逃走劇で完封しよう。

永岡孝史記者

2022年11月7日 18時00分

開催情報

ページトップへ