準決勝は同期の米村光星と激突

　11月9日から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪は初日を終えて、3レースに登場した新人の伊藤温希（岐阜・121期）は豪快なまくりでライン決着に導き圧倒的な人気に応えてみせた。

　小倉バンクは今回が初出走となるが、レース終了後の取材には「風がなくてずっと軽かったですね。自分は寒さや風が苦手なので、この時期でのドームはありがたい。多分、優勝すると思います（笑）」と手応えをつかみ、上機嫌な様子。

　伊藤は伊藤嘉浩(79期）を父に持つ2世レーサーとしても注目を集めるが「父はずっと先行でやっているんですけどすごいですよね。自分は早く追い込みに変わりたいので（笑）。突っ張るのも苦手だし、自分でレースを立ち上げるのも苦手。準決勝も相手の出方を見てになります」と徹底先行の父とは違い、我が道のスタイルを貫いている。

　準決勝は3レース（発走予定時刻21時20分）に登場。同期の米村光星（熊本・121期）を相手に力の違いを示し、連勝を狙う。

• 選手詳細データ

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  伊藤温希 選手岐阜・121期