準地元バンクで一丸尚伍が圧巻の走りを披露 ~小倉競輪場~

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一丸尚伍
競技で鍛えた強靭な粘り脚が武器
準決勝はライン4車の先頭に

 11月14日から小倉競輪場でF2ナイターシリーズが開催されている。チャレンジ戦の5レースに登場した一丸尚伍(大分・121)は力強い先行策で別線を完封し、前回の高松戦から連勝を4に伸ばした。

 中長距離のナショナルチームにも在籍していた一丸は、小倉に特別な思いがあるようで「生まれたのが八幡なので、出身が北九州市。小倉は練習で良く使っていました。今日も母の姉が応援しに来ていてくれて、横断幕も作ってくれた人の前で勝てて良かったです」と準地元バンクで快心の勝利に笑みがこぼれる。

 連勝を伸ばしたことで、今シリーズも完全Vに期待がかかるが「今回は同期も強いし、自分の走りをするだけですね。力を出し切って、あとで結果が付いてくればいい」と結果よりも、まずは自分の競走に徹する構え。

 準決勝は5レース(発走予定時刻16時58分)に登場。ライン4車の先頭で、颯爽と風を切る。

及位然斗記者

2022年11月14日 19時31分

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