一丸尚伍がレインボーカップチャレンジファイナルを制す ~伊東温泉けいりん~

photo-55447
一丸尚伍
以前はナショナルチームの中距離で活躍していた
競技のエリートが上のステージでも活躍を誓う

 伊東温泉けいりん競輪開設72周年記念『椿賞争奪戦』最終日9レースで、レインボーカップチャレンジファイナルが行われた。甲斐俊祐(大分・121期)の番手から出た一丸尚伍(大分・121期)が優勝。2着に梅崎隆介、3着には菊谷信一が入り、3名が特別昇班を果たした。

【一丸尚伍(1着)】
「甲斐選手が先頭で行ってくれて徐々に踏んでくれた。あとは勝たないとって、後ろから来る前に行きました。(後ろが併走で)2人は見えていたけど、来られたら終わりと思っていたし、出るのが早かったけど、甲斐選手が行ってくれたので結果で応えられてよかった。余裕はあったけど、冷静にできてもよかったかな。(上に上がって)自力でしっかりとレースをしたい。できる限り、長く先行選手としてやっていきたい。結果もそうだけど、1回のレースでしっかり出し切るレースをしていきたい。自分は中距離でしたけど、ナショナルチームの遠征で一緒だった深谷さん、脇本さん強いし、お客さんを盛り上げて魅せられる選手。そういう選手になりたい。身近で強い選手だったので、目標ですね」

【梅崎隆介(2着)】
「(大分勢を)前に出させて3番手にはまってからと思っていた。包まれていたけど、仕掛けないといけないところで勝りを意識しすぎて反省。あの展開なら誘導も残っていたし、行った方がよかった。(特別昇班で)結果はよかったが、内容が全然ダメ。(上では)積極的に自分の力を出し切るレースをしたい。(A級で特別昇級を目指していくか)年齢も32歳だし、早めに(S級に上がれるように)やっていきたい」

【菊谷信一(3着)】
「厳しい展開で難しかった。余裕がありすぎて、最後は外を踏んだけど、コース取りに失敗。岸田君がへばりついてくれたし、優勝しないといけなかった。(特別昇班だが)もう1回、上(S級)に戻りたい気持ちがある」

小山裕哉記者

2022年12月25日 18時00分

開催情報

ページトップへ