近藤圭佑が力を出し切り逆転目指す ~京王閣競輪場~

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近藤圭佑
決勝は120%の力で同期に挑む!
準決のリベンジを決勝で果たす

 1月29日(日)から京王閣競輪場で行われているF2ミッドナイトは最終日を迎える。今節のチャレンジ戦には新人が4人いたが、初日に治田知也(新潟・121期)が先頭員早期追い抜きで失格。2日目にはV候補の伊藤温希(岐阜・121期)がまさかの後方不発で、決勝に残ったのは齋藤雄行(神奈川・121期)と近藤圭佑(埼玉・121期)の2人だけとなった。

 圧倒的な機動力で完全Vを目指す齋藤に準決で力負けした近藤は「弱気なレースをしてしまって、後ろに迷惑をかけてしまった。でも決勝には絶対に乗らないといけないと、踏み出しを合される流れだったがこらえました。齋藤君への対策ですか?はっきり言ってちょっと力が違いますね。本当に強いけど、自分も1回は優勝しているので自身を持って仕掛けたい。今の力を決勝では全てぶつけたいと考えている」と、36歳のオールドルーキーが気合を入れている。

 齋藤の突っ張り先行とみるが自然だが、近藤が全力で挑むと息巻いているなら波乱の要素も十分にありそうで、チャレンジ決勝はすんなり本線で決まる可能性は少ないか。久々に決勝に進出した須永勝太(福島・98期)にも出番が巡ってくることもあり注目したい。

永岡孝史記者

2023年1月31日 02時42分

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