佐々木堅次が通算100勝 ~奈良競輪場~

photo-78587
佐々木堅次
第一の通過点は坂本紘規の頑張りに感謝しきり
坂本紘の番手から自力に転じて100勝

 奈良競輪場で開催されている令和6年能登半島地震復興支援競輪・開設73周年記念「春日賞争覇戦(G3)」は、2月24日に3日目が行われ、9レースでは佐々木堅次(福島・113期)が区切りの通算100勝を飾った。

 18年デビューの佐々木は、一度はA級に陥落したものの、21年にカムバック。そこからはS級に定着している。一昨年4月以来、2回目の坂本紘規との連係となった奈良記念シリーズ3日目は、最終2コーナーからまくりに転じて勝ち星をつかんだ。
 「難しい場面だったけど、残り1周だったんで切り替えさせてもらいました。ラインのおかげですし、(坂本)紘規には申し訳ないですね」と、振り返った。
 前回のタッグでも1着だっただけに、坂本との相性は抜群。100勝のうちの貴重な2勝を坂本の番手から手にして、佐々木は同地区の後輩に感謝しきりだ。
 「まだまだ勉強することも多い。二次予選では力が全然違ったし、自力をもっとつけないと。脚はいいと思うし、次は平なんで」
 次回は3月1日からの地元、平F1が待っている佐々木は通過点にホッと一息ついて、最終日に気持ちを切り替えた。

竹内祥郎記者

2024年2月24日 18時55分

開催情報

ページトップへ