小畑勝広との先行争いを制す

　2月17日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド38の1次予選が行われた。2Rには好調の森本桂太郎が出走し、小畑勝広との先行争いを制して白星スタートを切った。

　レースは残り3周でペーサーが退避すると6コースの高木竜司が進出を開始してインを切る。先頭に立った高木がペースを緩めると隊列が縮まり、3番手を確保した小畑勝広が残り2周手前から一気にスパートを開始。森本はその動きを追うと、そのまま小畑の外を踏み上げて両者で踏み合いに発展。残り1周で森本が出切ると、最後は立て直し迫った小畑を振り切り先頭でゴール線を駆け抜けた。

　「苦しいかたちにはなったたけど、前に出るしかないと思って、しっかり踏み直して出切れた。それで1着も取れているので良かったと思う。小畑君は積極的に行く選手なので、絶対（小畑が）動くだろうな思っていて、その外を踏まされる展開は頭にあった。実際にその展開になったし、その上を行けているのでいいですね。調整不足で感じはそこまで良くないけど、タイムトライアルも自己ベストは出ているし思っているよりいいのかも。ナイトでもしっかり1着を取れるように頑張ります」

　PIST6では前節シリーズ3勝を挙げるなど、成績が急上昇中。現行競輪でも3節連続で優出中と気配は良好で、今シリーズもデキの良さを生かして大物食いを狙う。

• 選手詳細データ

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  森本桂太郎 選手愛媛・121期