唯一のS級1班として意地を見せる

　8月3日（日）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 8月 第1戦が開催される。3開催連続完全V中でPIST6で無敗の久田朔（大阪・125期）や、優勝経験はないが抜群の先行力で3連続優出と好成績を残している林昌幸（愛媛・119期）など好メンバーが集結したが、ここでは今シリーズで唯一のS級1班である岡本総（愛知・105期）に注目した。前回7月 第1戦では2次予選で初勝利を挙げ、初出場ということを感じさせない走りを披露しただけに、2度目の参戦となる今シリーズではさらなる上位進出が期待される。

　「前回は初めてのPIST6だったけど、思ったより走れた。自力を出して積極的に行けたので良かったですね。（250バンクは）コーナーの感じが急なので、体の倒し方とかは現行競輪の方でも生かせるなと。（現行競輪では）前回は地元で優勝を狙っていて体の調子も良かったけど、決勝は展開が向かなかった。状態自体はキープできている。前回のPIST6ではコースとか位置が悪くて自分から動くレースが多かったけど、今回は位置が良かったらそのまま追走して差しに行くレースもやってみたい。前回は準決勝までいけたので、今回は決勝に上がることが目標です」

　また岡本は23年中部地区プロ自転車競技大会のスプリント種目で優勝を果たすなど自転車競技でも実績を残しており、カーボンフレームでの競走もプラス材料だ。現行競輪では6月富山G3を含め4場所連続で決勝進出と好調を維持しているだけに、2度目となる今回は決勝進出だけでなく、表彰台も狙えそうだ。

• 選手詳細データ

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  岡本総 選手愛知・105期