PIST6の7月第4戦が開幕! ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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細中翔太
初出場ながらもタイムトライアルは6位通過
初出場の細中翔太に期待

 7月26日(土)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 7月 第4戦が開催される。9度の優勝実績を誇る地元のエース・根田空史(千葉・94期)や、実績面で次ぐ中島詩音(山梨・119期)、グレードレース戦線でも活躍している椎木尾拓哉(和歌山・93期)など優勝経験のあるS級上位の実力者が中心となるシリーズだが、ここでは今回PIST6初参戦を迎える細中翔太(岡山・125期)に注目した。今期よりA級2班に定期昇班した期待の若手で、前期のチャレンジ戦での優勝は2回ながらも、今年だけで35勝を挙げている。また昇班初戦の7月函館では112着で準優勝と好スタートを切った。

 「函館は準優勝だったが、前回の久留米では予選で負けてしまっているので、甘くないなと感じている。PIST6はずっと走ってみたかったが、今回機材が揃ったので走ることにいた。250mバンクは養成所以来で、学生時代も1度しか走ったことがなかった。タイムトライアルを走った感じは思っていた以上にタイムが出た。この感じなら慣れれば10秒4台前後のタイムは出せそうな感じがする。今回が初めてなのでどうなるかわからないが、走るからには優勝を狙いたい。まずは決勝進出を目指したい」

 大学時代は中央大学の自転車競技部で中長距離種目に取り組んでいた。学生時代からカーボンフレームに乗り慣れている若手が活躍している印象のあるPIST6では、細中が今シリーズのダークホースとなり得ることもありそうだ。

中田真弘記者

2025年7月25日 16時44分

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