ルーキーの上杉有弘がPIST6初参戦! ~TIPSTAR DOME CHIBA~

初出場ながらもタイムトライアルは6位通過
9月12日(金)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 9月 第2戦が開催される。6度の優勝経験を誇る伊藤信(大阪・92期)が実績最上位で、今節のシリーズリーダーを務める。優勝経験者で前回8月第2戦でシリーズ3勝を挙げた長田龍拳(静岡・117期)や、PIST6で2度の優勝実績があり、現行競輪の8月富山でS級初優勝を飾った篠田幸希(群馬・123期)など20代の勢いある若手機動型の活躍も注目されるが、ここでは今回初参戦となる上杉有弘(福井・127期)をピックアップする。養成所の在所順位は63位ながらも、第3回記録会でゴールデンキャップを獲得。ルーキーシリーズは6月玉野で決勝進出を果たし、7月からのチャレンジ戦でも5場所中4場所で決勝進出の好成績を収め、8月松阪、9月玉野と2場所連続で優勝を飾っている。
「最近は脚の感じが良くなってきていて、現行競輪でも優勝ができている。直近の目標としては特別昇班がしたいですね。大学3年まではスクラッチなどの中距離種目をやっていたが、大学4年でスプリントなどの短距離種目も走るようになった。ただ、カーボンフレームと250mバンクはあまり乗っていないので不安がありますね。タイムトライアルは駆け方を失敗したが、意外とタイムが出たのと、こんなに順位がいいとは思わなかった。まずは決勝まで勝ち上がれるように頑張りたい」
名門の朝日大学自転車競技部出身で、学生時代は22年全日本学生選手権のスクラッチで優勝するなど中距離種目で活躍していたが、大学4年で短距離種目に転向。当所は大学4年のインカレのケイリン、チームスプリントで走ったことがあるとのこと。前検日のタイムトライアルは10秒584を叩き出して6位で通過しているだけに、今シリーズのダークホースとなってきそうだ。
2025年9月12日 16時47分
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選手詳細データ
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上杉有弘 選手福井・127期