堀航輝が新人対決を制して連続Vへ ~立川競輪場~

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堀航輝
積極策に迷いなし
強地脚を武器に別線を翻弄する

 10月23日(日)から開催されている立川F2シリーズは25日(火)に最終日を迎える。今節は121期の新人が4人参戦して、3人が決勝に進出。地元の長谷川飛向(東京)と齋藤雄行(神奈川)は無傷で勝ち上がりを決めたが、それでもスピードが光っていた印象を受けた堀航輝(青森)に注目したい。

 前検日には「立川は高校の国体で走っています。初日はいつも緊張する」と話していた。デビューから予選は負け知らずでペースに持ち込んだと思ったが、3番手を確保した桜井大地(静岡・111期)に突き抜けを許して2着になり悔しさで一杯だった。

 2日目は気合いを入れ直し、仕掛け修正のカマシで後続を千切っての快勝。「見られていて仕掛けが難しかったですね。ラインで決める意識で走ったんですが」と反省点もあった様子だ。

 決勝に向けては「もちろん自力勝負です。相手は強いですが弱気にならないようにしたい。上のクラスで戦っていくためにも先行して納得のレースをします」とキッパリ言い切っていた。連日の仕掛けを踏まえた上で先行に迷いはない様子。真っ向勝負で同期に挑み前回に続くVを目指す。

永岡孝史記者

2022年10月24日 18時25分

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