一守大葵は特別昇班にリーチ

　7月21日に松戸競輪場でFⅡガールズシリーズの2日目が開催された。3Rにはチャレンジの準決勝が行われて、地元の新鋭・水澤秀哉（千葉・127期）が登場し、突っ張り先行で別線完封劇を披露し予選からの連勝で決勝進出を決めた。

　「作戦通りに走れた。初日も突っ張ろうとは思っていたんですけど、ああ（まくり）なってしまったんで。準決も村本（慎吾）さんと一緒だったし、初日に失敗してしまった分も頑張ろうと思いました。（同門の）原田（亮太）さんは前回も決勝で突っ張って逃げ切って優勝していた。しかも上がりも11秒4ってすごいですよね。普段の練習でも原田さんからはアドバイスをもらっているし、それを生かせて走れました。メンタル的には悪くないし、脚もいい感じです。本当はまくりの方が得意だけど、先行で魅せたい気持ちはあります。(一守の)特昇を止めたいけど、ラインを連れていく競走もしたいので。そこは一晩考えて走りたい」

　初日は別線の包囲網を受けるも、絶対絶命の位置から快速まくりで一蹴。ポテンシャルは非凡なモノを秘めており、自慢のスピードを発揮すれば特昇かかる一守大葵を撃破しての地元完全Vも十分にありえる。

• 選手詳細データ

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  水澤秀哉 選手千葉・127期