大塚城は特班を「もちろん意識する」 ~青森競輪~

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大塚城
静岡の新鋭は気合十分
ゴールデンキャップ2回の逸材

 青森競輪モーニングが、7月23日(水)から開幕する。チャレンジ戦の今節は、127期の新人が3名参戦。最終7レースに登場する大塚城(静岡・127期)は、本格デビュー初戦を完全Vで飾り、勢いに乗って青森に乗り込んできた。

 父の英伸(82期)の背中を追いかけてデビューした大塚城は、養成所の記録会で2度のゴールデンキャップを獲得した逸材。ポテンシャルを考えれば、3勝を挙げたルーキーシリーズも、物足りなかったと言って良いだろう。本格デビュー初戦の7月函館では、予選と準決を逃げ切りで制すると、決勝戦は同期との3分戦を中団まくりで制して完全V。最高のスタートを切った。

 「(前回の決勝は)中団を取る作戦でした。先切りして出させて中団が理想だったけど、みんな赤板で踏んでる感じだったから、切りに行かずに中団をキープして。そこがうまくいって、展開が向きました」

 いきなりの3連勝で、無敗での特班にも期待がかかる。連勝は「もちろん意識します」と、勝利にはどん欲だ。今回の初日は、完全な先行一車となり断然有利な構成。4連勝目を、着実にものにする。

熊谷洋祐記者

2025年7月22日 15時12分

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