初のビッグレース出場で初勝利

　9月18日（金）から伊東競輪場を舞台に行われている「第36回共同通信社杯」2日目の2レースで100万2,490円（490人気）の超特大配当が飛び出した。3連単が導入されて以降、G2開催における過去最高の払い戻し額で、G1を含めたビッグレースでは過去3番手の払い戻し額となった。

　後ろ攻めから上昇して中団の取鳥雄吾にフタをした坂井洋が赤板から叩いて出て主導権取り。単騎の野田源一が4番手に追い上げて、最終バックからまくり上げると諸橋愛が強烈ブロック。5番手から仕掛けていた皿屋豊と野田で接触して2名が落車。7番手の取鳥はあおりを受けて大きく後退。坂井ラインの3番手で内を締めていた柿澤大貴が直線で抜け出してビッグ初勝利。皿屋を追走していた渡辺十夢が内を突いて2着に強襲。3位入線の諸橋が押し上げて失格となり、直線で外を踏んだ竹内翼が3着に繰り上がった。
　
　「坂井君が頑張ってくれて、諸橋さんも仕事をしてたので内を締めないとって。でも諸橋さんが引っかかる感じで戻ってこなかったので最後は踏ませてもらいました。この歳で初めてビッグレースを走らせてもらって。色々と経験に。落車と失格もあったので素直には喜べないですけど。次こそ気持ちよく勝ちたいですね」
　【結果】
　1着　4番　柿澤大貴　（97期・長野）　　　
　2着　8番　渡辺十夢　（85期・福井）
　3着　6番　竹内翼　　（109期・広島）
　
　【払戻金】
　2車単　4－8　　　　98,440円 (72)
　3連単　4－8－6　　 1,002,490円　(490)

• 選手詳細データ

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  柿澤大貴 選手長野・97期