三谷将太が地元でG3初制覇 ~秋篠賞~

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三谷将太
トロフィーを片手に笑顔でカメラに指を差す
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7番車の三谷将太が1着でゴール線を駆け抜けた
最内を突いて悲願達成

 5月2日(日)に奈良競輪場で決勝戦を迎えた施設整備等協賛競輪in奈良『秋篠賞(G3)』は地元の三谷将太(奈良・92期)がG3を初制覇を成し遂げた。

 レースは正攻法の石原颯が後ろ攻めから上昇してきた吉田茂生を突っ張って、赤板前からペースを上げて先行策。最終ホーム手前で4番手から中西大が巻き返しに出るが、石原が踏み上げて車が進まない。すると三谷将太は切り替えて2コーナーから外を踏み上げると3コーナーで福島武士が外にけん制した隙を逃がさずに内へ進路を取ると、その勢いのままさらに逃げる石原の内を突いて4コーナーを回ると渾身の追い込みでG線を先頭で駆け抜けた。
 「前と後ろのおかげ。連日、前が頑張ってくれました。(鷲田)佳史さんが言っていた通り、あの流れで石原君が突っ張るんじゃないかと。(中西)大もそれが頭にあったと思うから対応できたと思う。一番掛かっていたとっころで仕掛けてくれた。(中西の進みが悪く)突っかかってしまい、(中西を)入れることができず。1車でも前にと思って外をいって良かった。佳史さんが付いてくると思ったから内にいった。がら空きやったので。(今回は)外から抜けていなくて、内からになったが、(優勝できて)最高にうれしい。1着取れたし、奇跡が起こったと思う」とレースを振り返り、初のG3制覇を地元で成し遂げて喜びを爆発させた。「去年、鎖骨を折って、骨盤から数センチ骨を移植して1ヵ月寝たきりで。2月(当所記念が)入っていて、(そこは)無理矢理走った。復帰してからの1着が(地元G3)優勝はデキ過ぎですね。奇跡。(競輪祭の権利を獲得して)競輪祭に向けて、G1の舞台で戦うことを目標に手術した。ウエイトも始めて黒川茂高(97期・引退)さんのところで怪我が治ってから週1でみてもらっている。これまでウエイトをしていなくて、若い子たちとの体つきや、スピードに負けていたので、これから強くなっていけたら。競輪祭まで半年あるからG1でも勝負できる体になって戦いたい」と怪我からの復帰を振り返り、これからの抱負も笑顔で語って締めくくった。

池端航一記者

2021年5月2日 17時17分

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