4か月ぶりに小倉競輪場が再開

　北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が11月3日（水）から開幕。7月のガールズナイターF1を終えてから4か月ぶりに小倉競輪が再開する。今シリーズはチャレンジとA級1、2班の9レース制。A級戦は好メンバーが揃い激戦模様だが、中心になるのは金ヶ江勇気（佐賀・111期）。7月に降級してから8場所で優勝4回と勝ち星を荒稼ぎしており、12月19日の伊東記念で実施されるレインボーカップA級ファイナルの出場も決定した。
　「S級からA級に落ちて変わったことはレーサーパンツの色が変わったぐらいですね（笑）。それ以外は変わっていない。特進のチャンスはあったけど、甘くなかったですね。レインボーカップで来期S級の権利は取りますよ。普段通りに練習してきた。城戸崎さんとは降級一発目の松山で3日間一緒でした。初日からかなりメンバーが良いですけど、頑張らないと」と見据えるのはレインボーカップだが、切れのいい仕掛けでライバルを蹴散らしそうだ。

　1、2班戦でもう一人注目したいのが、10月の松山で9連勝を達成して特進して今開催が初戦の林昌幸（愛媛・119期）だ。チャレンジ戦では持ち前の先行力で他を圧倒していだけに初日からスケールの大きいレースを披露してくれそうだ。
　「特進できて良かったです。緊張はしなかった。逃げるつもりはそんなになかったけど、気が付いたら逃げていました（笑）」と普段通りのレースで楽々と9連勝を達成して見せた。「1、2班になっても基本は先行で勝負していく。小倉は試験以来だけど、高校時代から4回ほど走ったことがある。小倉は走りやすい。軽くていいですね」とバンク特性は把握しており、ロングスパートで別線を完封する。

• 選手詳細データ

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  金ヶ江勇気 選手佐賀・111期
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  林昌幸 選手愛媛・119期