林昌幸が1、2班戦初V ~小倉競輪場~

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林昌幸
若干19歳で将来性は豊か
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上野恭哉
次走は特別昇班へ期待が懸かる
A級1・2班戦、チャレンジ戦共に新人がV

 12月30日に最終日を迎えた小倉競輪ミッドナイトシリーズは、メインのA級1、2班決勝戦で林昌幸(愛媛・119期)が上杉嘉槻(福井・119)との同期対決を制して初優勝を飾った。

 レース終了後、林は「栗田(貴徳)さんが中団に入れてくれたので、そこから落ち着いていきました。上杉さんが来たのも見えていたし、冷静に走れたと思います。最近は負けて自信を失いかけていたので、この優勝は嬉しいですね」と喜びの声を聞かせてくれた。

 来年の抱負を聞くと「今は先行基本にやっているのでそこは変わらないですね。ただ今日みたいにまくりにも苦手意識はないのでそこは使い分けて。次は1月4日からの高知で初めての500バンクなので、感触を確かめながら頑張ります」と競走スタイルを貫き、次走への意気込みを語ってくれた。
 
 また8レースに行われたチャレンジ決勝戦では地元の上野恭哉(福岡・119期)が連続完全Vを決めて「今日は後ろは他地区ですけど舟元さんと石貞さんが付いてくれていたし先行しようと思っていた。最後は抜かれたと思ったんですけど勝てて良かったです。次の開催から(今期)1、2班にいた人たちもいるので、連勝は意識せずにいつも通り自分の競走で頑張ります」とレースを振り返り、平常心で次走も戦いぬくことを誓ってくれた。

及位然斗記者

2021年12月30日 23時59分

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