第73回高松宮記念杯の決勝メンバー出揃う ~岸和田競輪場~

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古性優作
地元の大舞台で最高のパフォーマンスを披露して別線攻略を目指す
地元のエースがようやくたどり着いた大一番

 6月19日(日)に最終日を迎える第73回高松宮記念杯は激戦を勝ち上がってきた9名によって決勝戦が行われる。地元のエースでありS班の古性優作(大阪・100期)はともにここまで戦ってきた仲間の想いを背負って悲願の地元G1制覇を目指す。注目の並びは以下の通りに決定した。
 
 ①古性優作
 
 ⑨郡司浩平-②諸橋愛

 ⑥小松崎大地-③佐藤慎太郎-④成田和也
 
 ⑦山田庸平-⑤荒井崇博-⑧園田匠
 
 古性優作は地元で行われた5回を含めて高松宮記念杯に7回出場して初の決勝進出。それが地元となれば優勝したい気持ちは人一倍だろう。
 「岡崎(智哉)さんも残れるように駆けたと思います。自分はラインの3人で決まるのが理想だったけど、判断がちょっと難しかった。浅井(康太)さんは準決はシビアに走るっていうのもあったんで想定内でした。でも、落車が起きてしまったのは残念でした。(状態は)抜群っていうわけではないですけど、ラインの方々に助けられた。(近畿勢は)自分1人になってしまったけど、なんとか決勝に残れてうれしく思います。このG1(高松宮記念杯)だけ唯一、決勝に乗ったことがなかったでし、いままでカラ回りをしていた。決勝が最低限の目標だと思っていたので、なんとかスタートラインに立てたので頑張りたい」
 
 決勝戦は単騎となってしまったが、昨年の静岡グランプリを単騎で制している古性優作にならやってできないことはないだろう。チャンピオンユニフォームを身にまとい、岸和田バンクに駆け付けたファンの声援に応えるべく、迷いなき仕掛けで頂点を目指す。

 

細川和輝記者

2022年6月18日 19時21分

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