巻き返しへ中山拓人がスタイル貫く ~立川競輪場~

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中山拓人
末を欠いても先行意欲は失わない
修正を施し準決勝は必勝誓う

 6月22日(木)から立川競輪場で始まったF2シリーズ「モーニング7」は初日の開催を終えた。今シリーズのV候補の1人に挙がる中山拓人(埼玉・121期)だったが、まさかの3着スタートで準決勝からの巻き返しに燃える。
 初日は6レースに出走すると赤板の合図で突っ張り先行。そのまま隊列を一本棒にして駆けたが最後の直線で失速し3着まで沈んでしまった。「今日は突っ張って普段より長い距離を踏もうと思っていた。それで鐘前から踏み込んでいったらホームから一杯になってしまって。そこからは一杯、一杯でした」と課題を挙げた。
 「練習は普段と変わらずやってきた。状態が悪いとかではない」と状態面の不安はないだけに、「無理に長い距離とかではなく、ペース配分とか考えて」と修正を果たせば本来の走りを期待できそうだ。「ビビッて消極的になりたくない。走りは積極的にいきたい」とあくまで先行スタイルを貫き、今度こそ人気応えたい。

角田祐馬記者

2023年6月22日 13時20分

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