中四国勢は地元３人と松浦悠士は別線勝負

　7月9日小松島競輪場で「阿波おどり杯争覇戦」の決勝戦が行われる。並びとコメントは以下の通り。

　①犬伏湧也－⑤小倉竜二－⑧久米良

　②郡司浩平－⑦内藤秀久

　⑨新山響平－⑥坂本貴史

　③松浦悠士（単騎）

　④宿口陽一（単騎）

【コメント】
①犬伏「初日は緊張もあってあんまりでしたけど、２日目、３日目と動けているし、体調は問題ない。すごいメンバーですけど、地元３人の中から優勝がでるように頑張りたい。自力」

②郡司「今回は久しぶりに自力でやっているけど、３連勝はうれしいし、ホッとしています。踏み出しとトップスピードにのせるまではいいけど、そのあと巧く回せていない。そこの感覚をつかんで終わりたい。自力」

③松浦「（準決勝の）犬伏君は想像以上の強さ。僕は大垣記念の（離れた）リベンジもあったし、ああいう走りをしてもらえればと。犬伏君のタイムは10秒４に10秒９で21秒3と聞いたし、強い。（決勝は）単騎で巧く走れれば。状態は準決が一番良かったけど、ピークをもっていけるようにしたい」

④宿口「（新山を追う形になり）脚力差を感じた。平原さんの背中を追いかけてやっているし、今は平原さんの後ろを回っているけど、前で頑張りたい気持ちがある。平原さんの前で頑張るっていうやり残したことがあるので（他地区についていない）。そういう気持ちがなくなったらＧⅠにも出れなくなると思うし、それで首の皮一枚つながっている」

⑤小倉「太田君のおかげだし、地元の利で恵まれて決勝に乗ったなと。（体に）重さはあるけど、体調を整えて現状維持で臨みたい。犬伏君へ」

⑥坂本「響平へ。彼の好きなように走ってもらって、集中してついていきたい。それで差せれば。状態は最近の中では一番いいけど、マックスではないし、もっと上を目指して」

⑦内藤「準決勝は余裕があった。郡司君はさすがの競走。優勝するには前を抜かないといけないが、そこを念頭に置いて。数％でもいいから買ってくれる人もいるし頑張る。状態は日に日に良くなっている」

⑧久米「小倉さんの後ろ。落車する前よりも調子がいい。地元記念の決勝は初めて」

⑨新山「乗り方がすごい安定してきた。自転車とマッチしています。そういう時は自信をもってレースができる。兄デシ（坂本）と連係できるのは楽しみです。自力で。犬伏君は僕とは違うタイプでダッシュがあって、カマシもあるし、まくりもある」

• 選手詳細データ

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  犬伏湧也 選手徳島・119期
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  新山響平 選手青森・107期