地元の香川雄介、福島武士が連勝で準決勝へ ~高松競輪場~

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香川雄介
長年S級で活躍する地元の重鎮
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福島武士
二次予選は町田太我を交わした
明日は正念場の準決勝を迎える

 18日、高松競輪場で開設73周年記念「玉藻杯争覇戦GⅢ」の2日目が行われた。地元勢は二次予選の6レースに登場した石原颯が敗れたが、7レースでは町田太我の先行に乗った福島武士が1着を取り勢いをもたらす。9レースでは佐々木豪が気迫溢れる競走を披露すると、追走した香川雄介がゴール前で交わして連勝で準決勝を決めた。

 今年の6月に誕生日を迎えると50歳になる香川雄介。長年S級トップクラスで戦ってきた重鎮だが「初手が中団だったけど、思いのほか佐々木君が頑張ってくれて、気持ちとしてはうれしかった。佐々木君の動きには感謝してます。佐々木君が減速してあれって思ったけど、(中島を出させて)冷静に全部やってくれた。連日、番組と展開に助けられてますね。全部気持ちで走ってますよ」と地元記念に臨む時の気持ちはいつも以上に入っている。

 福島武士は初日に石原颯を差して久しぶりの勝利を挙げ、「この流れに乗れれば」と語っていた通りに一気に上昇気流に乗った。「最初のスタートで、脚が半分くらいなくなりました。あとは町田君がその時の判断で行ってくれた。自力型は脚を使いあっていたし、あとは見えていなかったけど浅井さんが内へ降りてるんだろうなって。町田君は初日の結果的に4着じゃ厳しいだろうし、3着までに残さないとって。昨日よりは体も動いて良くなってきた」

小山裕哉記者

2024年2月18日 18時26分

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