チャレンジ決勝は一気に混戦へ ~川崎競輪~

photo-78623
池邉聖
地元で初優勝を狙う
大本命が姿を消して…

 川崎競輪ナイターF2は、26日(月)に最終日を迎える。チャレンジ戦は、7連勝中だった荒川達郎がイエローライン踏切で失格。大本命が不在となって、決勝は一気に大混戦となった。

 荒川以外の新人は全員勝ち上がりを決めて、誰が勝ってもおかしくない構成となった。地元の池邉聖(神奈川・123期)は、チャンスのあるメンバーだけに初優勝へ目の色を変えた。
 「荒川君がいなくなって、チャンスが出てきましたね。まだ自分は優勝もしたことがないし、それが地元でできたら最高ですね。来る前にちょっと体調を崩してたんで、今回はあんまり調子は良くないと思ったけど、走ってみたらそうでもなかった。(優勝を)狙えるデキだと思います」

 菊地圭(宮城・123期)は、準決で内山慧大との同期対決を制して決勝進出。単騎戦となるが、昨年12月京王閣以来のVへ向けて視界は良好だ。
 「準決は作戦通りでした。前回のピスト6で落車して、やっぱりまだ100%の力は出せてないですね。でも、その中で内山君に勝てて良かった。荒川さんの連勝を止めるとか、そういう話じゃなくなっちゃって一気に(誰が勝つか)分からなくなりましたね。単騎の成績は今までボロボロなんですけど、内に包まれて終わりとかはしないように。力を出し切って終わりたい」

 どこからでも狙える11レースチャレンジ決勝戦は、20時ちょうど発走予定だ。

熊谷洋祐記者

2024年2月25日 21時35分

開催情報

ページトップへ