古性優作が自身10度目のG3制覇! ~松山競輪場~

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古性優作
優勝トロフィーを掲げて撮影
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古性優作
ファンの声援に応える
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縦横無尽な立ち回りを魅せた

 3月10日に松山競輪場で開催された令和6年能登半島地震復興支援競輪・松山競輪開設74周年記念『金亀杯争覇戦』G3決勝戦は古性優作(大阪・100期)が縦横無尽な立ち回りで番手を奪って抜け出しV。1月の和歌山記念以来自身10度目のG3制覇を達成した。

 レースは北井佑季が前受け、前中団に松本貴治、後ろ中団に古性優作で8番手に深谷知広の並びで初手を形成。後方の深谷は青板バックで始動して押さえにいくが赤板で前受けの北井が突っ張って打鐘前には初手と同じ並びとなる。打鐘2センターで6番手の古性が反撃を開始すると打鐘4コーナーで和田真久留のところまで追い上げて一発で決めて番手を奪い最終ホームを通過。1センター過ぎからまくり上げた松本が前団に迫るもそれを察知した古性が2センター過ぎからタテへ踏み込むと迫る後続を振り切りゴールした。

 【古性 優作(1着)】
 「初日、通用しなくてある程度、レースを組み立てないと今日は勝負できないだろうなと。(レースは)どうなるか想像つかなくて、取ったところからいこうと。和田健さんもカンナ削りきてて削られたので上からいこうかなと。北井さんのダッシュがすごくて和田真君のところにおりた感じです。北井さんは強烈でした。(後ろから仕掛けてきたのが)みえたので踏んでいった。気になる点が1つあった。準決も気になったところ。感覚的なものなんですけど。(ゴール直前は)後ろから音も聞こえてきたので、後ろからくわれるかなって感じでした。レースをみてもらったらわかる通り、自力で戦えていないなら戦えないなりの組み立てをしないとなので。自力で走れれば楽ですしそれがベストですけど。昔はそれしかできなかったけど、その時よりもタテにゆとりが出てきた。自力で勝負したいけど、厳しいところも出てくるので、対戦相手と客観的に考えて組み立てたい」

池端航一記者

2024年3月10日 17時56分

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