スプリントは小原佑太が新王者 ~全プロ競技大会~


新旧交代を印象づけた小原佑太のパフォーマンス
小原佑太が新チャンピオンに。5月25日に武雄競輪場で行われた「第73回全日本プロ選手権自転車競技大会」は、スプリント決勝が3本目までもつれ、7種目の競技のラストで小原と河端朋之が激突し、ファンの声援が飛んだ。
タイムトライアルで断トツのタイムを叩き出した雨谷一樹を2分の1決勝で下した小原だったが、決勝では過去2度、全プロ競技大会でのスプリント王者に輝いている河端が相手。「ナショナルチーム時代には、河端さんに勝った記憶がない」と、振り返った小原は、そのイメージが先行したのか、1本目を河端に取られた。それでも「新田(祐大)さんにゲキをもらって、切り替えられた」。昨年12月にナショナルチームを引退したが、河端よりも11歳若いまだ30歳。小原は気持ちをスイッチして2本を連取。スプリント王者を奪い取り、これからの小原時代到来を感じさせた。スプリント優勝の小原には、10月の寬仁親王牌初日の理事長杯の権利、また2位の河端、3位の真鍋智寛には特選の権利が与えられる。
【小原 佑太(青森・115期・S1)1位】
「(優勝は)素直にうれしいです。(タイムトライアルの予選は)もっとタイムが出ると思ったんですけど、カーボンの自転車自体、今年に入ってまったく乗ってなかった。今年初めてみたいな感じだったので、感覚の違いがあった。ただ、予選はどういう形でも上がれると思ったんで、そのあとにしっかり勝てるようにと。(1㎞TTを優勝した)新田さんと(理事長杯に)上がれたんで、(10月の寬仁親王牌の)そこに向けて頑張ります。気を引き締めていきます」
【河端 朋之(岡山・95期・S1)2位】
「(小田原F1の落車で)ろっ骨が折れたいたんで、僕も満身創痍(そうい)のなかで、やった方だと思います。1本目を(小原から)取れたのが奇跡だった。(3本目も)小原君がスピードに乗った時点で、若い力は強いなと。今日は自分を褒めたいです」
【真鍋 智寛(愛媛・121期・S1)3位】
「3位と4位は、全然違うんで良かったです。(3、4位決定戦で)雨谷(一樹)さんは強いので、自分から仕掛けないと勝てないなって思ってた。けど、全然、隙がなかった。最後はなんとか届いて良かったです」

竹内祥郎記者












