青龍賞は吉田拓矢、白虎賞は古性優作が制す ~岸和田競輪場~

東西のS班が優秀戦を制して準決勝に弾みをつけた
6月19日に岸和田競輪場で第77回高松宮記念杯競輪のシリーズ4日目が行われた。この日のメインは11レースの青龍賞と12レースの白虎賞。一次予選でポイント上位者9名によって熱いバトルが繰り広げられた。
青龍賞に出場した吉田は後ろ攻めからレースを進めたが、正攻法に構えていた杉浦侑吾に赤板で突っ張られてしまい車を下げる形に。それでも少ないチャンスを逃すことなく最終1センターから内へ潜り込むと、逃げる中野慎詞を鋭いまくりでのみ込んだ。
「仕掛けどころを逃さないようにと考えていました。緩むところはなかったけど、無理やりいきましたね。外を見てたけど、内しかないと。何も考えないでいきました。余裕はなかったです。(状態は)良くも悪くもないですね。疲れをとってケアをしたい」
中団から先に巻き返しを狙った杉浦が不発となり、そのあとに眞杉匠がどう動くのかを冷静に見極めて判断良くまくり出た動きは光っていた。赤板で一度脚を使ったあとでのまくりで上がりタイムは11秒0と申し分なし。本人は「(状態は)良くはないですね」と納得をしていないが、頭で考えるよりも先に体は勝手に反応している。しっかりと体をケアして準決勝に臨む。
白虎賞は後ろ攻めとなった取鳥雄吾が押さえて出たが、寺崎浩平が打鐘過ぎに一気に叩いて主導権取りに出る。余裕のある古性優作は最終ホームから車間を空け始め、別線の巻き返しを許さなかった。
「2車なので大きく持っていった時に、番手に入られないように、番手で3番手の仕事もする必要があったので、気をつけていました。動き自体はほぼ完璧に近いかなと思います。でも結構、タテに踏んで入られないように戻ったので、多めに吸い込まれてしまった。そこは技術不足でした。寺崎があれだけ気持ちの入ったレースをしてくれたんで、自分も同じくらい気持ちを入れて、なにがなんでもワンツーを決めたかった。自分の技術不足だった」
一次予選2で河端朋之を大きく持っていったときに桑原大志に内をすくわれてしまったが、同じ失敗は繰り返さない。最小限の動きで別線に対応し、ゴール線ギリギリまで寺崎を庇ったが、2走目で勝ち切れなかった反省も踏まえて直線でしっかりと抜け出した。
準決勝は再び寺崎とタッグを組む。白虎賞ではワンツーを決められなかったが、今度こそワンツーを決めてともに決勝進出を目指す。

細川和輝記者














